Vol. 7 No. 3(2015年6月1日発行)

「医と食」Vol.7 No.3

「医と食」Vol.7 No.3

【特 集】
「高齢者の食事と子どもの食育」

超高齢社会にあってQOLを高く保ち、元気にいきるのには食事の要因が大きい。
サルコペニアやフレイルなどから寝たきりになり介護を要するリスクは食事や普段の生活習慣に配慮することで大きく予防できる。また、高齢者の生活習慣はこども時代からの食習慣が反映するものであり、その意味で小学生の食育は重要である。ぜひ現場の声を聞きたい。
肥満と糖尿病などは室町時代からあった。歴史を振り返れるものは未来を予測できるという。長年の日本の食事を大事にしつつ、現代に合ったものを創っていきたい。

【鼎談 】
「生まれ変わる日本の社会医学」

小泉昭夫 磯博康 渡邉 昌

 

目  次・・・113
病理最前線 植物病理最前線 木嶋利男・・・115
栄養学の礎を築いた人々   香川綾・・・117
Editorial・・・118

鼎 談 「生まれ変わる日本の社会医学」
小泉昭夫 磯博康 渡邉 昌・・・119

特 集「高齢者の食事と子どもの食育」 ・・・128
・老年医学から考える高齢者の食 葛谷雅文・・・129
・日児童の朝食摂取状況向上のための調理行動推進の効果 ─子どもの未来に繋がる食育を目指して─
小切間美保、甲斐永里・・・33
・食育の先にあるもの 佐々木恵美・・・138
・正食協会の考える食育 山口徹平・・・142
・ローソンファームの取組み 前田 淳・・・146

食の随想 温故知食  「初夏の香りをはこぶ酢」   安曇 桃・・・150

地球一周長期持久走における食事の影響
平川あずさ  宮地元彦 渡邊昌・・・152

漢方薬と身近な植物(13)梅雨の養生法 田中耕一郎・・・157

患者学のすすめ (その31)
公開講座「患者学」で学んだこと 加藤眞三・・・161

「医と食」投稿規定・・・164

ニッポンはおいしい 郷土料理再発見 本間朋子・・・165

編集委員と協賛企業・・・168


ISSN 1883-6658   禁無断転載・複写 定価800 円(税込)