Vol. 5 No. 3 (2013年6月1日 発行)

【特 集】 「見直される米と味噌の栄養」 「こめ」と「みそ」、これは日本人の郷愁をよぶ言葉だ。米は単に主食というだけでなく、米をつくる農村や弥生時代から続く農耕生活の記憶がつまっている。稲作もTPPで海外の安価な米が流入…

Vol. 5 No. 2 (2013年4月1日 発行)

【特 集】 「食事運動療法の新しい動き」 今年の春は各医学会のガイドラインが出揃った。しかし、食事は極めて個人的なものであり、ひとりひとりの腸内細菌の状態、吸収、代謝の状態などが異なるので個別化対応が必要である。しかも、…

Vol. 5 No. 1 (2013年2月1日発行)

【特 集】 東西の融合を目指す植物療法 植物と動物はカンブリア紀以後、地上で別々の進化をしてきたが、両者の間には、深い共生関係がある。植物は環境を保ち、動物の餌になり、美しい自然をつくってきた。日本の自然は「山川草木悉皆…

Vol. 4 No. 6 (2012年12月1日発行)

【特集】 超高齢社会に向かって 高齢者の増加とともに認知症患者の増加が予想されるが、介護の進歩に従って、臨床病態が分かってくると以前の痴呆とよばれていた時のような徘徊や粗暴な行為は減ってきた。さらに認知症の予防も視野に入…

Vol. 4 No. 5 (2012年10月1日 発行)

【特 集】 「統合医療 ─日本の医療は統合医療が支える─ 」 世界的に医療の哲学がかわろうとしている。患者の人権がいわれたのはヘルシンキ宣言であったが、さらに踏み込んで患者も治療に参画するという思想が現れてきた。患者を中…

Vol. 4 No. 4 (2012年8月1日発行)

【特集】 「抗加齢から考える食事と運動」 【鼎談】 「医科歯科連携で模索する統合医療」 斎藤一郎、米井嘉一、渡邊昌 目  次…169 病理最前線 シェーングレン症候群と環境要因 斎藤一郎…170 栄養学の礎を築いた人々 …

Vol. 4 No. 3 (2012年6月1日発行)

【特 集】 「食事療法を考える」 食事療法が病気の治療に重要であることは言を待たない。しかし、食事療法が単なる栄養素の補給療法となっている面があるのではないか。これは栄養欠乏の時代には有効であったが、栄養過剰の生活習慣病…

Vol. 4 No. 2 (2012年4月1日発行)

【特集】 「機能栄養学の未来」 日本古来からある食養生の思想と石塚左玄に始まる正食(マクロビオテイック)や食育・食養の動きなどを理解し、分析的栄養学と伝統的食養学が交流できるようにすれば、医療費増の原因となっているさまざ…

Vol. 4 No. 1 (2012年2月1日発行)

【特集】 「糖尿病食事療法最前線」 糖尿病患者数の増加はとどまるところを知らない。加齢とともにインスリン分泌能は低下するので、高齢化社会にあっては当然の成り行きといえる。がん患者増にも同じことがいえる。 しかし、手をこま…

Vol. 3 No. 6 (2011年12月1日発行)

【特集】 「薬膳」 今年も師走にはいり、暮・正月は何かにつけて飲み食いする機会が多くなる。食と健康の関係は昔から追及されてきたが、なんでも食べられる時代になって「正しい食生活」が求められている。 薬膳は健康食のイメージが…